ネタバレせずに紹介するって難しい
id:goldwellさんがたてた質問(q-ID:1250922753)「オススメのパニック小説を教えて(略)」への回答としては不充分なので、こちらより。*1
- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2005/09/29
- メディア: コミック
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就任後、大奥の再編成をも行った8代将軍吉宗公。
何故大奥はこうなったのか?
今、日本を襲っている病と関係はあるのか?
御右筆頭を訪ねた吉宗公は、大奥誕生の頃より日記を綴った御右筆頭より衝撃の事実を知る。
1巻は、吉宗公が日記を手にするところで終わりますので、試し読みをするには良くも悪くもよろしいかと思います。
2巻以降、物語は過去に遡り、3代将軍家光公・4代将軍家綱公・5代将軍綱吉公、と時は流れて行きます。
最新刊となる5巻で、綱吉公の世は終わり、家宣公・家継公の世を迎えるのでしょうか。
私が驚いたのは、
女性作家による名作で度々目にするのは、作品の終了を・物語の引き際を、連載当初よりイメージされているのだろうなぁ、と感じさせることです。
GOALに向けて真っ直ぐに走っているから、脇道にそれることもなく・遠回りをすることもない。
男性作家の名作では中々起こらないことではないでしょうか。
私の拙い文章では伝わりにくいことも多々あると思います。
が、
ちょっとでも興味をお持ちになられたら、ご一読ください。
*1:小説ではなく漫画である。完結していない。では、条件を満たしているとは言いにくいので