T4を観た
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2009/11/20
- メディア: DVD
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1〜3も持っていますし、サラ・コナー・クロニクル(SCC)も持っています。
結論。
利権で動きすぎて、このシリーズを大切に考えるプロデューサー・監督はいないのか?
T4,SCC 双方とも発表された段階で、これまでの作品(特にT2,T3)とのつながりというものが、当然の如く取り沙汰されてきました。
その中には、T3は別のタイムラインになる、といった噴飯ものまで。
しかし、T4・SCC 両作品をご覧になった方はおわかりと思うが、T4・SCC こそ噴飯ものでした。
この両作品ではお互いの内容についてまったく配慮がされていません。
SCC の(現状における)ラストシーンにも魂消ましたが、
T4 において、幼きカイル・リースと一緒にいるのが、デレックではなくて幼女であったことに、情けなくなりました。
以下、T4は何がダメなのかを愚痴ります。
- SFX技術に頼りすぎ。
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- 迫力あるシーンを見せようとするのはわかるが、そんなシーンばかりなので、本編ともいうべきストーリーが薄い。ハリウッドの慢性病でしょう。
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- あまりのご都合設定
- 本作では、大人ジョン・コナー、少年カイル・リース、2003年で人生が一時停止となったサイボーグ マーカスの3人が主な登場人物です。
- 人に指摘されるまで、自分が人間であることが当たり前であったマーカスが、指摘された途端に、機械の身体としての自分に目覚めてしまいます。まさかスカイネットと同期(SYNC)して必要な情報を得られるようになるとは、お釈迦様でも気付かないでしょう。
- 即死するべき怪我を負ったジョン・コナーが、進行上必要とされる場所・時までしっかり生きている。
- そのジョン・コナーに対して、マーカスの心臓を移植する!という荒技。 驚き、笑い、呆れ、怒りました。
- 本作では、大人ジョン・コナー、少年カイル・リース、2003年で人生が一時停止となったサイボーグ マーカスの3人が主な登場人物です。
突っ込みどころはまだあるのですが、上記に比べればかわいぃものです。
過去の全ての作品に対する冒涜です。ジェームズ・キャメロン監督、これ観て何を思ったろう? シュワ知事も。
MCG監督の作品は、これっきり。二度と観ません。がっかりです。SF系映画史上に残る駄作だと思います。この作品がMCG監督の『Judgement Day(審判の日)』となることを願って止みません。
もう、続編はいらない。そっとしてあげてほしい。