違いのわかる男

【本格歴史小説をお薦めしてください!】 た・だ・し、著作がい… - 人力検索はてな
昔の人力の賑わいを考えると、回答数には少々寂しい気もします。
が、
昔と変わらないのは、ウォッチしてる私にとっても興味深い回答があること。
まだまだ捨てきれないなぁ、と思う瞬間であったり。
 
goldwellさんの嗜好と私の嗜好とが違うことがわかっているからこそ、今回は回答をせず、トラバだけに留めようと思います。
taisin0212のお薦め時代小説(順不同・敬称略)
1. 高田郁

八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)

八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)

ただひたすらに純粋な主人公・作品に登場する料理、筆者の真っ直ぐ感が伝わってきます。
2010.7.21時点、世に出ているのは5冊という新しい方ですので、大人買いも簡単!
 
2. 佐藤雅美
物書同心居眠り紋蔵 (講談社文庫)

物書同心居眠り紋蔵 (講談社文庫)

中年男性にこそ、読んで欲しいシリーズです。
奇病故に窓際族に甘んじている主人公なのですが、シリーズが進むにつれ、主人公の夢に近づく様は、現代のサラリーマン社会に属す私も、素直に感動することができました。
安易なTV・映画化は、決してしてほしくない作品。
 
3. 今井絵美子
taisin0212イチオシ!です。
筆者が登場人物を大事にしていることが、よっく解る方です。
シリーズものでありながら、脇役を一話ぽっきりで終了させず、何度も登場させています。
登場人物に手を抜かないからこそ、その人物に重み・厚みが加わっていき、読者はより引き込まれていくのではないでしょうか。
 
トラバで拙Diaryにお越しいただいた方が、上記作品群を手にとっていただくことがあれば、とってもとっても嬉しいです。