無農薬野菜について

農家でない・包丁は握らない、の私が言える内容ではないのかも。
しかし、この作品を紹介させて頂きたいので。

作中の登場人物が語る台詞を以下に。
 (法的に問題があるようでしたら、ご指摘ください)<<農家の台詞>>

    • いろんな作物が植わっていれば、いろんな生き物が集まってひとつの害虫が大被害をもたらしにくくなるから、農薬に頼る必要もないしね。
    • だけど、そんなやり方はオレらにはできねえんだ。人件費もべらぼうに高いし、農家のなり手もいない・・・
    • 害虫を人の手で取るような手間のかかる作業をしてたら、農作物が高価になるだけだ。
    • オレ達だって・・・本当は農薬なんて使いたくないさ。農薬散布は重労働だし、健康にも良くない。それに何より消費者に嫌われる
    • オレの知り合いには畑の周囲の住人に気を遣い、深夜に農薬を散布してる奴もいるくらいさ。
    • そのくせ、買った野菜に虫がついていようもんなら、消費者は怒ってクレームをつける。
    • 俺達に農薬を使わせてるのは、結局消費者なんだ。

<<主人公台詞>>が続きます

    • 農薬の問題を考える時、僕達はどうしても自分中心に考えがちです。食材の残留農薬の恐怖ばかりを口にする・・・
    • だけど・・・農家の方達は僕達消費者の求める農作物をつくるために、農薬を浴びつづけているんだ。我々の食卓に届けるために
    • 農薬の一番の被害者は・・・実は、農家の人達なんですよね。

バランス感覚を養うことができる台詞群だと思いませんか?